2021年11月27日

入居者の預金を窃盗、元施設長が起訴内容認める

2021/11/26 九州朝日放送


福岡市にある老人ホームの入居女性の預金口座から、現金を不正に引き出したとして窃盗の罪に問われている元施設長の男の裁判で、男は起訴内容を認めた。

起訴状などによりますと住所不定・無職の被告(54)は5年前、自身が施設長を務めていた老人ホームに入居する認知症の女性(89)のキャッシュカードを使いATMなどで35回にわたり現金595万円を引き出した罪に問われています。

福岡地裁で開かれた初公判では、このうち50万円を引き出した事件について審理が行われ被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。
検察側は冒頭陳述で「被告人は繰り返し現金を引き出し、自動車の購入費用などに使った」と指摘。
「2016年12月のおよそ1カ月の間に68回にわたり、計1145万円の現金を引き出した」と捜査報告書を読み上げました。


financial_security at 16:09│clip!預金 
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