2018年04月23日

妻に保険金5000万円、請求はせず…水難偽装

和歌山県白浜町の海岸で、水難事故を装って妻を殺害したとして夫が逮捕された事件で、夫の被告(29)(窃盗罪などで公判中)が妻にかけた生命保険は、2社で計約5000万円にのぼることが、県警への取材でわかった。被告は事件後、いずれも請求しておらず、県警が経緯を調べている。

被告は昨年7月18日、別居中だった妻(当時28歳)を海に沈めて殺害したとして、今月19日に殺人容疑で逮捕された。妻は水着姿で白浜の海岸から病院に運ばれ、2日後に死亡。夫の被告は県警に「シュノーケリング中に溺れた」と説明していた。

捜査関係者によると、被告は別居する前の昨年春から同7月、2社の生命保険を妻にかけていた。いずれも自分が受取人で1社は3000万円、もう1社は約2000万円だったという。

2018/4/21読売新聞

financial_security at 09:07│clip!生命保険 
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